フェアレディ1600
シルビアの心臓を積み、走りを磨いたSP311
1962年10月、フェアレディの名が
初めて国内で使われた
フェアレディ1500(SP310)が登場する。
その発売から約2年半あまり、
フェアレディは1600ccユニットを搭載するなど、
大きな変更を受ける。
165km/hのトップスピードを誇ったSP311の誕生である。
フェアレディZ432
鮮烈な速さを印象づけた生粋サラブレッド
最強のフェアレディZ、それが“432”だ。
レーシングフィールドから生まれた珠玉の
S20型DOHC24Vユニットを搭載し,
210km/hのトップスピードをマークしたトップアスリートである。
432のネーミングは“4バルブ、3キャブ、ツインカム”に由来し、
高度なメカニズムをストレートにアピールしていた。
世界のスポーツカーシーンを変革した初代Z-CARの頂点。
しかし、その生涯は意外なほど短命だった。
プリンス・スカイライン(ALSI)
先進技術を投入したこだわりセダン
歴代スカイラインは、独自の個性を持つクルマだ。
この伝統は1957年4月に登場した初代モデルから変わらない。
高い技術レベルを誇った開発陣のこだわりは
従来にないタフさと快適性の融合。
初代モデルは、国産初のド・ディオン・アクスルを採用した足回りや
パワフルなエンジンで俊敏で快適な走りを実現し
伸びやかなスタイリングでユーザーを魅了した。
イタリアンデザインのパーソナルカーも話題を呼ぶ。
フェアレディ2000
気骨あふれるスパルタン・スポーツ
フェアレディ2000は圧倒的な性能が魅力の “貴婦人”。
トップスピード205km/hを誇り、
ゼロヨン加速は当時日本車最速の15.4秒。
トラディショナルな2シーターオープンながら、
鮮烈なパフォーマンスでモータースポーツでも大活躍した。
ドライビングには相応のテクニックを必要としたが
それさえも魅力だったスパルタン・スポーツ。
アメリカでも愛された国際派レディである。
チェリー1200X-1
欧州で評価された“超えてる”FFコンパクト
1970年に登場したチェリーは
クラスレスの魅力を発散する“革新”の小型車だった。
エンジン横置きのFFシステムをはじめ、
メカニズムはすべてが新しく、スタイリングも新鮮。
旧プリンスの設計チームが手がけただけに
時代をリードする新しさに満ち溢れていた。
とくにスポーツモデルのX-1は、鮮烈な走りのマシン。
欧州でも高い評価を受けたエポックモデルだ。
スカイライン2000GT
スポーツカーの速さを持った“初代赤バッジ”
スカイライン2000GTを生みだしたもの、
それは誇り高いプリンス技術陣の悔しい思いだった。
1963年の第一回日本グランプリでプリンスは
メーカー間の紳士協定を忠実に守り
市販状態そのままのクルマで参戦。惨敗を喫する。
自らの技術力に対し絶対的な自信を持っていたプリンスにとって
敗北は受け入れることのできない屈辱だった。
第二回日本グランプリでは絶対に優勝する!
その強い意思が奇跡を生み、スカイライン神話を樹立する。










