ホンダの歴史3 第三期/1976-1984
自動車総合メーカーへの躍進
シビックの成功で勢いを増したホンダは、
1970年代中盤から1980年代前半にかけて
車種ラインアップの大幅な拡大を実施する。
同時に新しいディーラー網も構築。
海外ではアメリカに4輪車工場を建設し、
欧州メーカーとの提携も実現した。
スズキの歴史2 第二期/1966-1977
軽自動車メーカーとしての発展
スズライト・フロンテやバンの開発で、
軽自動車メーカーとしての確固たる地位を
築き始めた鈴木自工は、1960年代後半に入ると
小型車のマーケットにも進出する。
同時に軽自動車のラインアップもさらに強化。
排出ガス規制にも2ストロークで挑んだ。
日産の歴史3 第三期/1973-1984
排出ガス規制の克服と車種の拡大
1970年代中盤の日産自動車は、
他メーカーと同様に石油危機による供給制限と
排出ガス規制への対応に苦慮することになる。
難題を克服した同社は、1970年代末ごろから
車種展開の拡大と施設の増強を実施し、
トヨタへの追撃体制を構築していった──。
日産の歴史2 第二期/1960-1972
乗用車とスポーツカーでの躍進した黄金期
ダットサン・ブルーバードのヒットや
中型乗用車のセドリックのデビューなどで、
快進撃を続ける1960年代の日産自動車。
1966年にはプリンス自動車を合併して、
車種展開の拡大と新技術の導入を図る。
モータースポーツにも積極的に参戦した。
サバンナ・スポーツワゴン
ロータリーエンジンを搭載した多用途俊足派
超スムーズ&パワフルなロータリーエンジンと
ユーティリティに優れたワゴンボディを融合させた
サバンナ・スポーツワゴンは斬新な存在だった。
スポーツカー並みの速さと休日を豊かにする広い空間が
新たなパーソナルカー像を提唱したのだ。
時代のニーズを先取りしたエポックモデルの1台である。