トヨタ
1960年代
1970年代

トヨペット・コロナ・マークII

上級な装備と車格を持った新戦略車
カローラとともにトヨタの屋台骨となった ミリオンセラーカーの3代目コロナのイメージを受け継ぎ、 より上級にシフトしてデビューしたマークⅡ。 セダン、ハードトップ、ワゴン、バンのモデルを持ち、 コロナより大きくクラウンよりコンパクトな 新たな市場の開拓を狙っての登場だった。
日産
1970年代

フェアレディ240Z

スポーツカーの歴史を塗り替えた高性能“Z-CAR”
日産自動車は1969年にクーペボディの精悍フォルムを まとった新世代スポーツカーの「フェアレディZ」を発売。 米国市場では1970年に「DATSUN 240Z」として発表する。 さらに1971年には輸出専用であったL24型エンジンを搭載する 「フェアレディ240Z」シリーズを日本国内でリリースした。 240Zは最強のパーソナルGTとしてマニアからの熱い支持を獲得。 スポーツカーの歴史を塗り替える。
ホンダ
1960年代
1970年代

ホンダの歴史2 第二期/1965-1975

“チャレンジ精神”と“夢を紡ぐ力”がすべての原点
Sシリーズや軽トラックなどで 四輪車への進出を果たしたホンダ技研は、 1960年代半ばからいよいよ大衆車の開発を始める。 最初に手掛けたのは、軽規格の乗用車だった。 その後も魅力的なモデルを次々と発表。 排ガス規制にはいち早く新技術を投入する――。
トヨタ
1970年代

セリカ・リフトバック

LBの名を冠した新世代スペシャルティ
クルマでのレジャーが広まり始めた1970年代初頭、 ユーザーはスポーティなクルマにも ユーティリティ性能を求めるようになる。 トヨタ自工はスペシャルティカーのセリカに 積載性を重視したモデルを設定。 リフトバック(LB)の名で市場に送り出した。
トヨタ
1970年代
1980年代

カリーナ

高い走行性能を備えた実用モデル
セリカの主要コンポーネンツを用いて、 4ドアセダンも用意するなど、 実用性も重視してデビューしたカリーナ。 2代目もそのポジショニングは変わらず、 4ドアを中心に存在感を示した。 とくにファミリーを持ちながら 走りも求めるユーザーへのアピール度は、極めて高かった。
トヨタ
1970年代

トヨペット・コロナ・ハードトップ1900SL

HTに蘇ったスポーティな走り
人気モデルとなったアローラインの 後を受けてデビューした4代目コロナ。 1.5リッター、そして1.6リッターエンジンを 4ドアセダンのボディーに搭載して登場した。 そのデビューから半年、コロナにとって2世代目となる ハードトップ(HT)モデルが誕生。 このHTのトップモデルが、スポーティな1900SLである。
ダイハツ
1970年代
1980年代

MAXクオーレ

ゆとりを極めた新規格モデル
MAXクオーレは新規格スタートを ボディーサイズをそのままにした フェローMAX550で乗り切ったダイハツが、 ついに放ったニューモデル。 室内のくつろぎと安全性のアップを狙った新型は、 従来の優れたメカニズムを踏襲し、 走りのバランスにも優れた秀作だった。
ダイハツ
1970年代
1980年代

タフト

コンパクトながらパワフルな本格4WD
ジープやジムニーなどオフロードを走る多目的車が、 マニアのハートを捉えた1970年代半ば。 扱いやすい1リッターエンジンを 搭載してデビューしたタフトは、 ダイナミックは走りを小柄なボディに凝縮。 レジャーカーとしての魅力に溢れ、注目を集めた。
スズキ
1970年代

フロンテ

2ストロークエンジンへの執念
カローラやサニーなどのマイカーが 一般に普及し始めた1970年代の初頭、 ボトムラインを支える軽自動車にも より快適性が求められるようになる。 そんな状況のなかで鈴木自工は、 主力車種のフロンテを新型に切り替えた。
スバル
1970年代

レックス5 AⅡG

新規格Kカーのパイオニア
1976年4月、三菱からミニカ5が 発売となったのとほぼ同時期に、 やはり500ccユニットを搭載して スバルからレックス5が発売。 軽自動車の新規格化を踏まえてのデビューだった。 ライバルに比べての大きなアドバンテージは、 ボディそのものの拡大にあった。