道路標識の歴史1
モータリゼーションの発展と共に変化
交通規制や目的地への案内など、
さまざまな情報を表示する道路標識。
モータリゼーションの発展と共に
変化してきたこの標識は、
だれもが見やすく、
理解しやすい表示を目指してきた。
その変遷をたどっていこう。
プリンス・スカイライン(ALSI)
先進技術を投入したこだわりセダン
歴代スカイラインは、独自の個性を持つクルマだ。
この伝統は1957年4月に登場した初代モデルから変わらない。
高い技術レベルを誇った開発陣のこだわりは
従来にないタフさと快適性の融合。
初代モデルは、国産初のド・ディオン・アクスルを採用した足回りや
パワフルなエンジンで俊敏で快適な走りを実現し
伸びやかなスタイリングでユーザーを魅了した。
イタリアンデザインのパーソナルカーも話題を呼ぶ。
トラック&バスの歴史1
陸軍と関東大震災がもたらした発展
生活をサポートするトラックとバス。
この重要性を早くから認知していたのは
陸軍と資産家たちだった。
彼らは積極的に国産技術の発展をサポートし、
独自モデルの開発を促進させた。
そして悲劇の関東大震災。
困難は技術発展のきっかけだが、
震災復興にトラックとバスは重要な役割を果たし
人々の生活に欠かせないものとなった。
フェアレディ2000
気骨あふれるスパルタン・スポーツ
フェアレディ2000は圧倒的な性能が魅力の “貴婦人”。
トップスピード205km/hを誇り、
ゼロヨン加速は当時日本車最速の15.4秒。
トラディショナルな2シーターオープンながら、
鮮烈なパフォーマンスでモータースポーツでも大活躍した。
ドライビングには相応のテクニックを必要としたが
それさえも魅力だったスパルタン・スポーツ。
アメリカでも愛された国際派レディである。
スバルの歴史3 第三期/1976-1986
4WDメーカーとしての隆盛
排出ガス対応技術のSEEC-Tや4WD機構の開発で
市場から高い評価を得た富士重工業は、
70年代後半に入ると主力車種の拡充に注力し始める。
レオーネは水平対向エンジンと4WDを強調。
レックスは居住性と走行性能を磨いていく。
80年代半ばには車種展開の拡大も実施した。
特殊車両の歴史1 第一期/1930-1960
「働くクルマ」の普及
国土のインフラを効率的に整備するうえで
必要不可欠なのが工事現場に従事するクルマ、
いわゆる特殊車両である。
日本では時の政府の富国政策のもとに
1930年代から本格的に使用され始めた。
世界屈指の建機メーカーであるコマツの歴史から
日本の特殊車両の変遷を振り返っていこう。
チェリー1200X-1
欧州で評価された“超えてる”FFコンパクト
1970年に登場したチェリーは
クラスレスの魅力を発散する“革新”の小型車だった。
エンジン横置きのFFシステムをはじめ、
メカニズムはすべてが新しく、スタイリングも新鮮。
旧プリンスの設計チームが手がけただけに
時代をリードする新しさに満ち溢れていた。
とくにスポーツモデルのX-1は、鮮烈な走りのマシン。
欧州でも高い評価を受けたエポックモデルだ。