マツダ
1970年代

コスモAP

マツダ渾身の高級スペシャルティカー
第4次中東戦争に端を発したオイルショックで、 最も苦境に立たされたのは東洋工業だろう。 燃料消費の多いロータリーエンジンは、 市場から“悪いエンジン”のレッテルを貼られ、 結果的に販売台数は大きく下落する。 しかし開発陣はロータリー車の開発を諦めなかった──。
プリンス
日産
1960年代
1970年代

日産の歴史2 第二期/1960-1972

乗用車とスポーツカーでの躍進した黄金期
ダットサン・ブルーバードのヒットや 中型乗用車のセドリックのデビューなどで、 快進撃を続ける1960年代の日産自動車。 1966年にはプリンス自動車を合併して、 車種展開の拡大と新技術の導入を図る。 モータースポーツにも積極的に参戦した。
マツダ
1970年代

サバンナ・スポーツワゴン

ロータリーエンジンを搭載した多用途俊足派
超スムーズ&パワフルなロータリーエンジンと ユーティリティに優れたワゴンボディを融合させた サバンナ・スポーツワゴンは斬新な存在だった。 スポーツカー並みの速さと休日を豊かにする広い空間が 新たなパーソナルカー像を提唱したのだ。 時代のニーズを先取りしたエポックモデルの1台である。
日産
1970年代

スカイラインHT2000GT-R

わずか4カ月で生産を終了した孤高のケンメリR
“日本の風土が生んだ傑作車”と謳われる 高性能スポーティモデルのスカイラインは、 1972年9月になると全面改良が実施され、 第4世代となるC110型系に切り替わる。 4カ月後の1973年1月にはS20型エンジンを 搭載する「ハードトップ2000GT-R」が登場。 排出ガス規制などに翻弄されてわずか197台を 生産しただけで表舞台から去ったが、その存在は スカイライン史の大いなる“伝承物”となった。
ランドローバー
1970年代
1980年代
1990年代

レンジローバー

ランドローバーの上級バージョンとして開発された“魔法の絨毯”
BL傘下のローバー社は1970年6月、 英国南西部にあるミュードン・ホテルにて まったく新しいランドローバー車を発表する。 従来のランドローバーで培った4WD技術に、 多用途性を考慮した2ドアボディと快適性に富む キャビンルームを採用したニューモデルは、 「レンジローバー」を名乗り、 その後、世界屈指の高級4WDに成長する。
スバル
1950年代
1960年代
1970年代

SUBARU360 ヤングS&SS

ポルシェルックのスポーツてんとう虫
スバル360のヤングS&ヤングSSは、ネーミング通り 走り好きの若者にターゲットを絞り込んだスポーツモデルだ。 ヘッドランプカバー、大胆なボディストライプ、タコメーターなど 内外装はポルシェルックに全面ドレスUP! ヤングSSではエンジンも36psのツインキャブ仕様で トップスピード120km/hを誇った。 歴史に残るピリリと辛いスパイシーミニである