マツダ
1970年代
1980年代

ロードペーサーAP

ビッグボディの混血ロータリーサルーン
ロードペーサーAPは、異色の高級車。 ホールデン・プレミアーのボディに、 13B型ロータリーエンジンを搭載。 ボディを他メーカーから調達するという 国産車では非常に珍しい成り立ちを持つ。 後席の居住性をアップさせた、ショーファードリブンは、 ロータリー車のラインアップ拡大を狙った戦略の一貫だった。
マツダ
1960年代
1970年代
1980年代

ファミリア・プレスト

“急速”のサブネームを持つ本格派
1966年に登場したカローラやサニーの効果で、 にわかに盛り上がる日本のマイカー・ブーム。 東洋工業が販売するファミリアも その一翼を担っていったが、 戦闘力のさらなるアップを目指して、 1970年にビッグマイナーチェンジを実施した。
トヨタ
1980年代
1990年代

セルシオ

トヨタの高級車市場への本格参入
日本経済がバブルの絶頂期に達し、 日本製品が世界中を席巻していた1980年代末、 トヨタ自動車は新しい高級車をリリースする。 メルセデス・ベンツやBMWをターゲットに据えた 大型ラグジュアリーセダンのセルシオだ。 その緻密な高級車作りは、 他社に大きな影響を与えることになる──。
スズキ
1980年代

マイティボーイ

遊び心満載のピックアップKカー
1977年にフロンテ・クーペの後継車として 登場したセルボは、1982年に2代目に移行。 スペシャルティモデルとしての個性を堅持する。 その2代目セルボをベースに 若年層へのアピール度を高めるモデルとして登場したのが、 1983年にデビューした商用車、マイティボーイである。
ホンダ
1980年代

プレリュード

誰もが憧れたスペシャルティカー代表
先駆モデルを象徴する“前奏曲”の車名を纏った ホンダ製スペシャルティカーのプレリュードは、 1982年11月に全面改良を行って2代目に移行する。 “FFスーパーボルテージ”というキャッチを冠し、 ワイド&ローのスポーティかつ瀟洒なスタイルと 先進メカニズムをフルに盛り込んだ第2世代は、 若者層を中心に幅広いユーザーから熱い支持を獲得。 総生産台数60万台以上の大ヒット作に発展した。
トヨタ
1980年代

カローラFX

欧州を意識した2BOXスポーツカローラ
FRの駆動方式にこだわっていたトヨタ自工は、 1980年代に入ると大衆車を次々とFFに変更していく。 1983年5月には屋台骨を支えるカローラが、 シリーズ史上で初めてFF方式を採用。 その約1年5カ月後には、FFの特性を生かした 2BOXのカローラが市場デビューを果たす。
トヨタ
1980年代

スプリンター・カリブ

マルチパーパスワゴンの意欲作
1970年代から本格的に浸透し始めた 日本でのアウトドアブームは、 移動手段の核となるクルマの特性にも影響し、 一部のユーザーからは荷物の積載性や 不整地の走破力などが重視されるようになる。 その対応策として、トヨタは新しい多目的車を開発した。
トヨタ
1980年代

セリカ カムリ

都市型スポーティセダンの登場
度重なる排出ガス規制を乗り切った1980年代初頭、 トヨタ自工は本格的に車種展開の拡充に着手し始める。 その手法は同一コンポーネントを使って 内外装を化粧直ししたモデルの開発だった。 1980年1月には4ドアのカリーナのメカを流用した スポーティセダンがカローラ店から販売される。
トヨタ
1970年代
1980年代

カリーナ

高い走行性能を備えた実用モデル
セリカの主要コンポーネンツを用いて、 4ドアセダンも用意するなど、 実用性も重視してデビューしたカリーナ。 2代目もそのポジショニングは変わらず、 4ドアを中心に存在感を示した。 とくにファミリーを持ちながら 走りも求めるユーザーへのアピール度は、極めて高かった。
ダイハツ
1970年代
1980年代

MAXクオーレ

ゆとりを極めた新規格モデル
MAXクオーレは新規格スタートを ボディーサイズをそのままにした フェローMAX550で乗り切ったダイハツが、 ついに放ったニューモデル。 室内のくつろぎと安全性のアップを狙った新型は、 従来の優れたメカニズムを踏襲し、 走りのバランスにも優れた秀作だった。