マツダ
1960年代
1970年代

ルーチェ

ベルトーネ造形のスタイリッシュセダン
マツダは1963年と1965年の東京モーターショーに、 ルーチェの名を冠したプロトタイプ車を出展。 どちらもベルトーネによるスタイリングで、 1966年、初代ルーチェとして発売。 流麗なスタイリングと、豪華さで注目を集めた。
マツダ
1980年代
1990年代

ペルソナ

カペラ・ベースの上級パーソナルカー
バブル景気で華やいでいた1980年代後半の日本。 自動車メーカーはこれが長期間続くと見込んで、 積極的な車種ラインアップの拡大に乗り出す。 なかでもマツダの活動はアグレッシブで、 矢継ぎ早に新型車をリリース。 1988年にはカペラ・ベースの上級スペシャルティを発表する。
マツダ
1980年代
1990年代

ユーノス100

ファミリア・アスティナのユーノス版
好景気で盛り上がる1980年代後半の日本。 各自動車メーカーはディーラー網の強化と 車種展開の拡大を積極的に推進する。 マツダは1989年に新販売チャンネルの ユーノス系列店をオープン。 ロードスターやシトロエン車を皮切りに 次々と取り扱い車種を増やしていった。
マツダ
1970年代
1980年代

ファミリアAP

FR+HBボディーのベーシックカー
1967年以来、生産を行ってきた2代目ファミリア。 ボディー拡大の大幅改良はあったものの、9年余りの長い期間、 ファミリアはフルチェンジを行わずに過ごした。 1977年、ついにその沈黙を破り、 新たなコンセプトを携えて生まれた新型は、 欧州車イメージ漂うHBモデルとして登場した。
マツダ
1970年代
1980年代

ロードペーサーAP

ビッグボディの混血ロータリーサルーン
ロードペーサーAPは、異色の高級車。 ホールデン・プレミアーのボディに、 13B型ロータリーエンジンを搭載。 ボディを他メーカーから調達するという 国産車では非常に珍しい成り立ちを持つ。 後席の居住性をアップさせた、ショーファードリブンは、 ロータリー車のラインアップ拡大を狙った戦略の一貫だった。
マツダ
1970年代

サバンナGT

レースで栄冠を奪取したRX-3の市販版
コスモスポーツ、ファミリア、ルーチェ、カペラに続き、 5つ目のロータリー搭載モデルとして 1971年9月にデビューしたサバンナ。 その最強版として1972年9月に登場したのが、 サバンナGTだ。10A型を搭載した標準モデルに対し、 GTは12A型(120ps)を搭載。クルマ好きの胸を熱くした。
マツダ
1960年代
1970年代
1980年代

ファミリア・プレスト

“急速”のサブネームを持つ本格派
1966年に登場したカローラやサニーの効果で、 にわかに盛り上がる日本のマイカー・ブーム。 東洋工業が販売するファミリアも その一翼を担っていったが、 戦闘力のさらなるアップを目指して、 1970年にビッグマイナーチェンジを実施した。
マツダ
1960年代

R360クーペ

乗用車市場への進出が叶った2+2の力作
戦前からオート3輪を手掛け、 戦後、軽3輪トラックのジャンルで 成功を収めたマツダ(東洋工業)。 次に狙うは乗用車マーケットへの進出である。 スバル360が人気を博していた市場に、 マツダが送り込んだ新型車は、 2+2に割り切った斬新なクーペモデルであった。