トヨタ
1980年代

カリーナED

美しく妖しい。4ドアクーペの新提案
4ドアハードトップのカリーナEDは、 セリカとシャシーを共用する1台。 1つのシャシーを使って、 様々なスタイルのクルマを造る−−。 トヨタが積極的に採用したこの手法は、 1980年代に入って拡大展開を遂げた。
日産
1960年代
1970年代

パトロール

パワフルエンジンの最強4WD
三菱Jeep、トヨタ・ランドクルーザー、そして日産パトロール。 3台は1950年の警察予備隊(現在の自衛隊)の創設と密接に関係している。 警察予備隊の制式車両を目指して開発されたからだ。 制式車両には三菱Jeepが就任するが、 ランドクルーザーとパトロールは民生用として活躍。 パトロールはパワフルさを生かし海外で大きな反響を呼んだ。
いすゞ
1960年代
1970年代

ベレットGTR

国産GTのパイオニア、その最速モデル
1964年4月、いすゞは 国産初の本格的GT、ベレット1600GTを発売。 ハイポテンシャルな走りで、高い人気を博した。 その5年後、レース仕様である1600GTXの 市販バージョンとして1600GTRがデビュー。 “ベレG”のRは、速さと操縦性で再びマニアの羨望を集める。
日産
1980年代
1990年代

マキシマ

世界標準を目指した3ナンバーサルーン
1984年10月にU11型ブルーバードの 派生モデルとして、国内デビューとなったマキシマ。 その次世代モデルは、「真の高級」 そして「本当のゆとり」を目指して開発され、 国際的なスケールで作られた 3ナンバーサルーンとして誕生した。
トヨタ
1990年代

セラ

世界が驚いた小型ガルウイングCar
好景気を謳歌する1980年代後半の日本。 トヨタ自動車は豊富な開発資金を背景に、 新しい小型スペシャルティを企画する。 若者のさまざまな嗜好を捉え、 夢を目一杯に詰め込んだその1台は、 1990年3月に市場デビューを果たした。
トヨタ
1960年代

スポーツ800

トヨタ初のライトウェイトスポーツ
スポーツ800は、2シーターの本格スポーツとして登場。 790ccの空冷水平対向エンジン(45ps)を搭載し、 軽自動車並みの軽量ボディを颯爽と走らせた。 タルガトップのオープントップを持ち、 「ヨタハチ」のニックネームで、 若者も含め、多くの自動車ファンを魅了した逸材である。
いすゞ
1960年代
1970年代
1980年代

117クーペ

芸術的なスタイルのロングセラーモデル
ジウジアーロの手がけた芸術作品とも呼べる117クーペ。 美しいフォルムをそのままに、13年間に渡って生産。 当初は、手作りで、月に30台の少量生産。 172万円という価格も誰もが手の届く額ではなく、 多くの人にとって憧れの1台だった。
三菱
1970年代

ミニカ・スキッパー

スタイルを磨いたパーソナルKカー
三菱が軽自動車マーケットでの シェア拡大を狙って登場させたクーペモデルのスキッパー。 ミニカをベースに2+2のキャビンを与え、 スタイリングを優先した外観が大きな話題を集めた。 34psのシングルキャブ仕様に対し、 GTはツインキャブで武装して38psのパワーを発揮した。
ホンダ
1990年代

CR-Xデルソル

前衛オープンスポーツに変身
FFライトウエイトスポーツという 新カテゴリーを構築したCR-Xは、 1992年にフルモデルチェンジを実施する。 意気揚々とデビューした新型は、 開閉可能なハードトップを持つ オープンクーペへと一新していた−−。
日産
1980年代

ローレル

スクエアスタイルを強調した5代目
排ガス規制を完全に克服した1980年代前半、 日産自動車は新カテゴリーの参入に加え、 主力車種のモデルチェンジを積極的に図っていく。 1984年にはアッパーミドルサルーンの ローレルが5世代目に移行した。